医学研究について

日本ストレスケア病棟研究会が取り組む医学研究

日本ストレスケア病棟研究会では下記の臨床研究を実施しております。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で、診療情報を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡ください。
なお、同意の有無によって治療上に不利益となることはございません。
ただし、不同意を受け付けた時点で、既に学会等で発表、公開されている研究成果につきましては、情報の利用を取り下げることはできませんので、ご了承ください。

現在実施中の研究

研究課題名ストレスケア病棟における入院事故調査
研究責任者徳永雄一郎(日本ストレスケア病棟研究会会長)
本研究の目的ストレスケア病棟入院中の自殺既遂事例について、既遂時の状況、患者背景および治療状況などの情報を蓄積し、うつ病治療のリスクマネージメントに寄与することを目的とする。
調査データ
該当期間
1989年12月以降、持続的にデータを収集、蓄積する。
(各病院における日本ストレスケア病棟研究会に所属している期間のデータ)
研究の方法
(使用する試料等)
●対象となる事例
日本ストレスケア病棟研究会所属病院のストレスケア病棟に入院中に自殺既遂となった事例

●調査項目
カルテに記載のある診療記録、検査データより、下記情報を収集する。
①自殺企図(完遂)状況および入院状況
 自殺場所、自殺手段、直近の希死念慮の期間、企図前相談、企図契機、過去自殺企図回数、疾患名、状態像評価(HAM-D、SDS、GAF)、処方薬
②精神疾患の既往歴
 初発時期、初診時期、初診時期、初診時同伴者、初診時の希死念慮、希死念 慮の出現時期、過去入院歴
③患者背景情報
 教育水準、就業状況、就業形態、職業分類、役職の有無、飲酒歴
④家族状況
 家族構成、配偶関係、家族の精神科既往歴、家族の自殺企図歴
⑤入院中の治療状況、スタッフの評価
⑥患者基本情報(性別、年齢)
試料・情報の他の研究機関への提供日本ストレスケア病棟研究会所属病院のみが研究目的で情報を使用。
個人情報の取り扱い本研究で扱う情報は、患者個人を特定できる個人情報を除いて収集されます。
また、収集した情報を用いた研究成果が学術雑誌や学会などで公表されることがありますが、そのに、個人を特定できる情報は一切公表されません
利益相反本研究に関連し、開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
お問い合わせ先日本ストレスケア病棟研究会事務局(不知火病院)
電話:0944-55-2000(月~土 9時~17時)